ティト2016年11月9日読了時間: 1分太陽の金の指輪 遠い太陽遠い月遠い地球三人の旅人がきょうはここで出会う橋の上に腰をかけて三人はリンゴをかじる太陽の差し出す金の林檎月は丸ごとすっかり平らげた 咲いたばかりの白いバラの朝日が少しずつ ラベンダー色に翳り鳥も虫も木々の緑もひっそりと何かを知ってるように息を潜める床の上の木漏れ日が小さな三日月になり影を探すうち丸い光の環がたくさんたくさんたくさんあたり一面ばら撒いた真珠の玉のように転がった その時空には金の指輪が燃え上がる #詩
遠い太陽遠い月遠い地球三人の旅人がきょうはここで出会う橋の上に腰をかけて三人はリンゴをかじる太陽の差し出す金の林檎月は丸ごとすっかり平らげた 咲いたばかりの白いバラの朝日が少しずつ ラベンダー色に翳り鳥も虫も木々の緑もひっそりと何かを知ってるように息を潜める床の上の木漏れ日が小さな三日月になり影を探すうち丸い光の環がたくさんたくさんたくさんあたり一面ばら撒いた真珠の玉のように転がった その時空には金の指輪が燃え上がる #詩