ティト2016年11月9日読了時間: 1分月光の靴 あなたの一歩一歩をささえているものがあります それは名前のない世界のわたしです わたしのことを探しても見つけられないでしょう 見つけられないからといってがっかりしないでください わたしがいるという証拠にあなたがいるのですから #詩
あなたの一歩一歩をささえているものがあります それは名前のない世界のわたしです わたしのことを探しても見つけられないでしょう 見つけられないからといってがっかりしないでください わたしがいるという証拠にあなたがいるのですから #詩
月とピアノ月とピアノ 月の雫は タイサンボクの花に降る 屋根の瓦は海 月の歌聞いたよ 鳥を起こさぬよう そっと、月は 空から降りて来る 眠ったピアノに 手を置くと 初めて習う 調べのように 音を鳴らしていく キン ポロン キン ポロンロン キン キンポロンロン キン 真珠のような音が...
月を旅する月を旅する 初めの月は真っ暗 沈黙の月 未知なる旅に心躍る 夜の隙間 二日月 想いの扉が開いた印 銀の弓 裏と表真半分半月 旅半ば光と影は ひとつになり 互いの道を照らし出す いつもわたしを 驚かせる 大きなまん丸おつきさま 笑っているのは満月 映っているのは 胸の内...