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  • ティト

「あなたに会えてよかった」


あなたに

会えてよかった

繭のように

静かに歌う

あなたに

空から下がる

ブランコに

乗って

私たちは

始まった

わたしは

あなたを

歩いた

砂の果ての

小さな星まで

あなたは

わたしの一部になり

わたしは

歩いて

あなたを

忘れていった

冬の雨音のように

あなたに

会えてよかった

時のように

瞬き光る

あなたに

空から下がる

ブランコに

乗って

私たちは

始まった

夢の中

流れの

音が

鳴り止まない

あなたが泣いていた

わたしは

あなたの肩を抱きに

風になって

会いに行くから

長い旅の

話を

聞かせて

手をつないで

星を追いかけ

どこまでも行こう

風になって

会いに行くから

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