ティト2016年11月27日読了時間: 1分雪 ゆらゆら揺れる灰色の影ゆらゆら揺れるいたずら小僧ゆらゆら揺れる赤いマントーゆらゆら揺れるハクチョウの群れゆらゆら揺れる紐付きのミトンゆらゆら揺れる姿を消した道ゆらゆら揺れる音のない音楽ゆらゆら揺れる熱いミルクの湯気ゆらゆら揺れる空を埋める今にも消える喜びのひとひら #詩
ゆらゆら揺れる灰色の影ゆらゆら揺れるいたずら小僧ゆらゆら揺れる赤いマントーゆらゆら揺れるハクチョウの群れゆらゆら揺れる紐付きのミトンゆらゆら揺れる姿を消した道ゆらゆら揺れる音のない音楽ゆらゆら揺れる熱いミルクの湯気ゆらゆら揺れる空を埋める今にも消える喜びのひとひら #詩
瞳を閉じて瞳を閉じて 胸に降る 小糠雨の音を聞け その雨が光るのを聞け 雨は雪に変わり 白い音の影を踏みながら 歩く 枝に積もる細い雪を そっと指でなぞるとき 溶けていく雪に 胸が躍る 足は 柔らかく 消えゆくものを追いかける 空気は 甘く透き通る 雪菓子の味 フクロウが目を覚まし...