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  • ティト

春の地面


春の地面には

生と死が

仲良く並んで

手を繋いで眠っている

眠いのはそのせい

おやすみ

おはよう

さよなら

こんにちは

枯れた芝の下には

白くみずみずしい

根が伸びていく

何かを捕まえようと

伸びていく

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あなたのみているものを

私を 知りたければ 私の見ているものを みて 誰かのことを知りたければ その人が見ているものを見ればいい 私の目には いつも野原が映る 見えない何かが あるような気がして そこには 太陽のかけらが たくさん 誰かの歌った歌も あるし 雲の切れ端もある 夜が落とした 星のひとつもある さあ あなたの見ているものを 教えて そうすれば あなたがわかるから あなたが見るのは あなたが選んだものだから あ

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