ツバメ

November 27, 2016

皐月の空を

自在に弧を描き

ツバメが

日差しの波を

飛び越える

自分のスピードを楽しんで

空に浮かぶ虫を捕まえる

道を歩く大人に聞く

気分はどうだい?

光る雲にあいさつしたら

にわか雨きらり

急な風に

街路樹の葉は裏返り

白い花を咲かせる

どこを飛ぶにも

スピードは落とさない

我が思いの速さ

人には譲るまい

誰も僕に追いつけない

誰も私を追い越せないわ

空が海だったなら

彼らの駆けた跡には

二本の白く長い

波のリボンが

流れていくだろう

 

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